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カサゴ釣りのエキスパートになるためのタックル [タックル]

カサゴをマジで釣りたい方のために、今回は近場のカサゴ釣りの最高のタックルをご紹介します。


その前に、「カサゴは簡単に釣れる魚でもない!」ということを肝に銘じていただきたいのです。


船からの胴付き釣りやほとんど釣り人が行かないような離島の防波堤やテトラの穴釣りなどでは、確かにビギナーでもカサゴはそれなりに釣れます。

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しかし、人が入れ代わり立ち代わりよく行く釣り場で25センチ以上のカサゴを釣ることは、正直50センチのチヌや80センチのシーバスを釣るよりも難易度が高いかもしれません。


狙っても釣れないのです。


今日はそれを理解できる釣り人に読んでいただきたいと思っています。


政令指定都市およびその周辺部の防波堤などでは、「壊滅的に釣れない魚のひとつがカサゴ」です。


その理由は、
・回遊魚ではなく、釣られたら次のカサゴが釣れるまでにかなりの年月を要する
・成長スピードが極めて遅く20センチになるのに5~6年かかる
・大きい順に釣られがち


というのが大方の意見ですが、更に理由があります。

・夕マズメでは釣れず真っ暗になってからしか捕食しない
・晩秋から春先の寒くてつらい夜釣りの時期に比較的よく釣れるが狙う方が少ない
・信じられないほどアタリが小さく本に書かれているカサゴのイメージとは程遠い


なので、シーバスロッドなどで胴付き仕掛けなどでドボンと防波堤の際に落とし込んでも、ほとんど釣れる可能性は低い。


クソ田舎の夜釣りなど誰もしない防波堤でもない限り、簡単には釣れなくなってしまった魚のひとつがカサゴなのです。


簡単には釣れないというのは、釣れるようにすれば釣れるということの裏返し。

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エサは、アオイソメオンリーで十分。


イカの切り身、サンマの切り身などは一切いらない。


仕掛けは、クロダイの落とし込み釣り仕掛けを踏襲したものが良い。


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さて、竿ですが、仕掛けをあらかじめ作って行けるこちらの小継竿がヘチ竿よりも断然使いやすいし、お値段も安い。





長さは、漁港の船溜まりを探ったりもするので2・7メートルがベスト。


2・4でも3・0でもきっと後悔するから2・7メートルが良い。


リールはヘチリールよりは小型両軸リールが良い。


おすすめは替えスプール付きンこちらのリール。





替えスプルーは別売りですが、2個ぐらい買っても絶対に後でニンマリする。





それとリールに巻くラインは、絶対にPEラインを巻かないこと!


少なくとも30年以上も毎週釣りをしているベテランであれば、ヘチ釣りにPEラインを巻くことからすでに脱却しているはず。


私自身もヘチ釣りや落とし込み釣りにはPEラインを一切使わなくなった。


私は根ズレに強いこちらのナイロンのミチイトを断然おススメします。





カサゴ釣りのコツはハリから1~2ヒロぐらいのところにケミホタルを止めて、ガン玉を6Bと大きめにして海底からタナを刻んでいくように探ることです。


アタリが合ったら即アワセは厳禁で、慎重に送り込んで1匹ずつ確実に釣って行くようにする。


そうすれば、数にも型にも恵まれる。


また、20センチ以下はできればリリースしてほしい。^^;


某有名スーパーなどは10センチにも満たないカサゴを5匹ぐらい入れてパック販売しているが、「地球環境」云々を論じる以前に「そのような小さなカサゴは売るな!」と謹んで申し上げたい。













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