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アウトドアの釣りをするなら知っておきたい危険な生き物たち [本・DVD]

釣りは本当に楽しい!!のですが、やはり、自然相手ですから思わぬ事故やアンビリーバブルな出来事にも遭遇することが多々あります。


クロダイを釣りに沖の防波堤に渡り、大型の外国船舶が横切った後の余波で流されて死亡した事故は何度も聞きました。


干満のタイミング次第では普段ありえない事故が起こったりします。


また、車横付けの埠頭などから転落すると、這い上がるところがなく、近くに釣り人がいないと、どうすることも出来ずに溺死してしまう方もいます。


危険と隣アワセなことも事実です。


更に、海にはたとえ防波堤からのファミリーフィッシングでも思わぬ魚が釣れることも多々あります。

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落とし込み釣りをしていたら、ゴンズイやハオコゼが釣れたり、サビキ釣りをしていたらアイゴが釣れたり、アジゴをエサにスズキやヒラメを狙っていたら、アカエイが釣れたり・・・・。

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毒魚だけではなく、魚に嚙みつかれたり、手や指をザックリと切られたりすることも多々あります。


特に初心者の方は魚の種類を知らない方も多いので、迂闊に触ってしまうことも多いようです。


防波堤ではありませんが、今から20年ほど前に乗り合いの釣り船でキス釣りをしていたら、ある親子が大きなシロサバフグを釣って、羨ましいな~!!と思っていたら、その後すぐに悲鳴が!!


小学生のお子さんが興味本位で大きなシロサバフグの口に人差し指を入れて、第一関節のところから噛み切られていたのです!!

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船内は騒然!!


船長の判断ですぐに港に帰港しました。


釣りも台無しになりましたが、お子さんのことが最優先でした。


長く釣りをしていると、思ってもみないトラブルがあります。


魚や海の生き物に対する知識はないより、あったほうが良いに決まっています。


釣りの入門書などではありきたりな毒魚などがほんの僅か紹介されていますが、「危険なヤツラ」はそんな程度ではないのです。

私の愛読書はこちらです。

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私が持っているのはこちらです。



新刊も出ているみたいです刊



ヒョウモンダコやウミケムシ、オニヒトデ・・・など、釣りをしていると出くわしそうな危険な生き物はたくさんいます。


余談ですが、私はメバル・カサゴを釣るのが大好きですが、個体によってはトゲに微量の毒があります。(ほとんどの本にはメバルやカサゴに毒があるとは書かれていません!!)


おおよそ、メバル&カサゴの仲間は素手で掴むと危ない!!と思っていいのではないでしょうか?


防波堤でも持っておいて損しないのはこちらです。
フィッシュグリップ


更に毒魚に刺された時の応急措置に役立つグッズがこちらです。




防波堤で釣れる毒魚などの毒は熱分解されるたんぱく質成分がほとんどですから、コンビニなどでお湯を分けていただき、40~50度のぬるま湯の中に患部を浸けることで、痛みがやわらぐことが多いものです。

アイゴに刺された時はアイゴの目玉を潰して付けると良いだとか、おしっこを掛けると良いなどというのはほとんど根拠のない風説です。


危険な生き物の生態、習性、対処法を知ることで危険を回避していただければ幸いです


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